再就職から起業までの道

起業のご報告を知人にすると、「なぜ起業したのか?」と聞かれますので、今日はちょっとそれについて書きます。

5年半前に40代半ばで帰国し、就職活動を始めました。
少し応募などしながら、雇用形態や職種について、色々考えました。
雇用形態については、正社員でジョブローテーションも受け入れながら働くことはできないな、と思いました。
定年までの時間を考えるとそのような悠長な余裕はないと感じたからです。
また、正社員として求められる年齢ではないことも実感しました。
「ライフシフト」が流行り出したころで、人生100年時代、息長く働くためには専門性を明確にして経験を積もうと思いました。
私が持っていた資格「キャリアコンサルタント」がその数年前に国家資格となっていたことも大きかったと言えます。
何しろ改めて自分が何をやりたいのか?向き合ったとき、もう一度一対一の相談業務をやりたい!と思えました。
好きなんですね。

(組織で働くよりいずれ個人で仕事が出来るような実力が無いと、生き残ってはいけないのでは?)

と考え、先ず3年組織で経験を積むことを自分に課しました。
組織で働くと人とのつながりも出来ますし、何しろ楽しい。
結局、個人事業主として独立するのに5年経過してしまいました…

専門性を明確にして長く働いていくための自分自身のチャレンジでもあり、
また、組織に縛られない自由な発想で、自分独自の価値を提供したい、
最近は、残りの人生を、次世代のためにどんな小さな良いことができるか、
そんなことを考えたりします。

そして、さらにコーチングの学びや出会いが、私をありたい姿に向かわせたのだと実感します。

私の経験や意思決定プロセスが、いち事例として参考になれば幸いです(^_-)

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