【セッション報告】資格試験面接対策と、育休復帰に向けたコーチングセッション

現在育児休業中の女性からこんなご依頼をいただきました。

「育休中に資格試験を受け、今度面接があるので対策のためのセッションを実施して欲しい。
また、育休後の働き方について、コーチングセッションを実施して欲しい。」

このかた、ご出産前に昇進試験の面接対策や、ご自身の仕事への向き合い方をコーチングセッションさせていただいたことがございます。よって、私の活用のしかたを十分理解してくださっています。
以前の昇進試験もご自身の課題に向き合い、見事クリアされたご経験から、「面接は苦手なのではなく、練習すれば向上するもの」と体感されています。育休後の働き方についても、一人で考えるより人と壁打ちの対話をすることで不安が解消されることも、コーチングセッションの効能を理解されているからこそ。
非常に嬉しいリクエストでしたし、優秀でかつ他者の意見を受け入れる素直さを持ち合わせている彼女のために、と私の腕も鳴ります(笑)

さて、最初のセッション、資格試験の面接対策。
どうしても面接官からどう見られるか?と矢印が自分に向いてしまうため、早口で暗記したことを吐き出すようになりがち(結構多くの方がその傾向があります)な点を指摘。一度昇進試験で面接対策セッションをしているために、飲み込みも早い!
そして後日、「合格しました!」という連絡をいただきました!!面接中に会話を楽しむ余裕もあったそうです(^_-)
素晴らしいです。
優秀な彼女なだけに、プレッシャーがかかった場面で実力が発揮できないのはもったいない。
プレゼンなどそのほかの場面でも活用できることをアドバイスさせていただきました。

そして、育休復帰に向けたセッションを別日に実施。
とにかく出産前の通りには働けないというネガティブな発想を、「育児によって得たもの」に視点を移して考えていただきます。育児しながら働く諸先輩の話を聴いてこられたそうで、育休明けの職場復帰は不安しかなかった、という彼女。「育児をしている自分だからこそ出来ること」と「一人で完結しない、新たな働き方を獲得すること」に腹落ちしていただいた様子で、最後は表情も明るくなりました。

誰も「マミートラック」には落とさない、という想いが自分の中からも溢れてきました。
一人でも生き生きと働く育児期の女性を支援することが、世界的に見て男性との格差が大きい日本女性の地位向上に、草の根的に貢献できたら幸いです。

彼女からの感想もいただきましたので、併せてお読みください。
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民部田さんの面接対策のおかげで、昇進試験に引き続き、今回は国家資格に合格することができました!
このたびは、成長や視野の広がりを実感できる充実した時間をありがとうございました。

民部田さんの面接対策はいわゆるハウツー講座ではありません。これまで受けた面接講座となにが違うかと考えると
①最初に不安や弱点など真摯に私の課題に向き合ってくれる。
②内なる思いなどを引き出して、一緒に言語化してくれる。
③面接の戦略面も一緒に考えてくれる。
以上の3点が考えられました。
私は面接に対して苦手意識をもっていました。
その対策をしていただくことで、面接中にもちろん緊張はしますが、意識が自分に向くことはなく、私の思いを面接官に聞いていただけることが楽しいと感じることができました。
また、育休明けに、以前のように働けないであろうことに対してストレスを感じでいましたが、そのコーチングもしていただきました。
子育て育児をしてるからこそ、仕事に与えられる付加価値があることについて考えてみるなど、視点や思考を変えることの効果を実感しました。
最後に、私は自治体の職員として働いていますが、私と同じように悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。私が体験したコーチング講座を自治体が住民向けに企画ができたら素敵だなぁと思いました。そのときは民部田さんぜひ講師よろしくお願いします。
ありがとうございました!
※写真は、先日行った高尾山の山頂付近
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